夜に徒歩る

 初めましての方は初めまして。そうでない方はこんちゃ。コムです。

 ここ最近は夜風が涼しくて気持ちが良いですね。私は夜に散歩するのが唯一と言っていいほどの趣味で(ツイッターは呼吸なので趣味としてカウントしません)、この1週間ほどはほぼ毎日2〜3時間ほど何のあてもなく近所を彷徨っています。夏休み中は小論文の執筆とブラックバイトのせいでまともに散歩なんてできませんでしたが、それまではずっとこの1週間のような生活を送っていました。

 私の散歩好きは、春休みにある人(以前話題に上がった連れのことではないです)と夜に駒場キャンパスに侵入して(そのときはまだ誰でも入れた)その辺りを散策した日から始まりました。その人が暗闇の中へ走りこんで溶けていって弾んだ声で私を誘ったり、足りない語彙力で月を愛でたり、昼間は喧騒で隠れているような音に耳をすませたり、夜風に身体を投げ出したりしている姿を見て、私は夜が好きになりました。

 夜は私たちをワクワクさせてくれます。夜は光も音も無いようで、私たちに昼には見えない聞こえない世界を示してくれます。

 中でも私が好ましく思うのは月です。月は私たちを照りつけはしませんが、照らしてはくれます。その控えめな優しさや、日々変わる表情に、私はどこか暖かな人間味を感じます。ここ最近は曇りがちであまり顔を覗かせてはくれませんが、気分屋だからね、仕方ないね。

 別に今日の記事は単なる「夜いいわぁ」というだけの独り言なので、まとめ方がわかりません。なのでここで無理やり締めます。駄文錬成終わり!